| パブロフの犬・・・という言葉を聞いたことはありますか？
詳しくはこちらをhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E5%8F%8D%E5%B0%84
犬の餌をやる前に、ベルを鳴らして餌をやっていたら
次第に、犬はベルの音を聞いただけで唾液を垂らす・・・という
条件反射というメカニズムです。
実はね・・・うちの患者様の中に、このような条件反射？を
起こされる方がよくあるんです・・・（こんな言い方不謹慎かしら？？）
例えば、
腰痛の痛みがあって、病院や薬でも治らない・・・
身体がしんどくて、辛い・・・
こんな方たちが、当院に予約の電話をかけられて
後日、治療にいらした時に「先生のところに予約の電話を掛けた後に
症状が楽になりました！」・・・・
私は、なんてすごい癒しの声なんだ！！
な～んてことはありません（笑）
これはまさに、「パブロフの犬」の条件反射のメカニズムなんですね。
皆さん、このような方は過去に、うちで治療をされて良くなった経験があるんです。
そしてまた症状が出てきて、なかなか良くならないってストレスを感じ
それがまた「ストレスホルモンの暴走」を強め、また症状が悪化する・・・
そこへ、以前、治療で良くなった経験のある私の元へ電話をかけ
私の声を聴くことで、その良くなった過去の記憶に繋がり
身体反応が起きて、「良くなる、リラックスできる、安心」という
今度は「リラックスホルモン」のスイッチが入ることで
筋肉、神経系の緊張が取れて、血流の改善が起き症状が緩和するという
このような反応が起きていると思われます。
さて・・・ここで気が付きませんか・・・？
人は病的状態も
また、その症状を緩和し治癒させるのも
自らの中にある・・・ということに
私は、ずっと鍼灸治療の臨床をしていて思っていました。
どんなに食事療法をしていても、病を作り続ける人・・・
たいして食事に気を使っていなくても、そこそこ元気な人・・・
肉体的な病変の根底にある
心の状態・・・ストレスに弱い、強い、
無意識レベルでネガティブな感情や、抑圧し葛藤を持ち続けている状態
そのような状態に、いくら治療してもなかなか改善しない症例をみるにつけ
その人自身の中に、自分自身を癒し、健康になる力がある
そのような力がありながら・・・
人は、何故、病を自ら作り出すのか・・・？と
おそらく多くの方が、自分自身の無意識レベルに
何を抱えているのか？ということに気づいておられません。
なぜなら、通常、意識と無意識の間には蓋があり
普段は無意識にどのようなネガティブな感情を抑圧しているのか
気づいてい居ないからです。
癒しの力をスイッチon！！にするためのコツを
ほとんどの人は知らないでいるのですね・・・
実にもったいないです・・・
意識の領域の９０％の無意識の性質・働きを
ほとんどの人はちゃんと知らず、
むしろ逆効果になることを、自分にも周りにも
してしまっているかもしれないのです。
あなたは、無限の力の宝庫の無意識と
もっと仲良くしてみたいと思いませんか？
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清水 貴津喜
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